スペランカー
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2003_08_31_また

 再びカスタードクリームをもらった。また1キロ!どうしろっていうんだ!
なあ!!
2003_08_30_おまえそんな

 年金が2ヶ月分たまっているなどと国から督促状が来た。払いますけどね!ク‥‥おぼえてろ!!(老後まで)
2003_08_29_コバエ

 ここのところ部屋がコバエだらけなのは更新していないせいか?わたしは生きているぜ?死ンデナイ!死ンデナイ!
2003_08_28_勤め先で

 ひたすら必死こいて働いているうちにだんだん偉くなってきてしまった。知らないうちに責任者になりつつある。何故だ!
2003_08_27_カスタードクリームをもらった

 勤め先のカスタードクリームの賞味期限が切れたので1キロもらった。どうしろってんだ!
2003_08_26_いいものを手に入れたので

 いいものを手に入れたのでよーぐにプレゼントしたいと思ったわけだが、少なくとも半月は先なのでばらしたくてしょうがない。すごいものなのでとにかく早くばらしたい。わたしはひとにものをやるのがわりと好きだ。魔女の宅急便で「スズキのパイを孫に送りたがっていたおばさま」がキキの誕生日を知りたがった気持ちがわかる。
2003_08_25_ジャンプ39号

 遊戯王もジョジョも載ってないジャンプなんてあたしはジャンプと認めないよ。でもすっごく頼りがいのあるヒル魔とムダにハンチング帽かぶったヒル魔とマトリックスのコスプレをする若気の至りのヒル魔とムービーについてる音楽のショボさは気に入ったので週刊少年ヅャソプとす。

 みなさんはボーボボのキャラの中で誰が好きですか、などと小学校の先生でもいわないような質問に是非答えたい。わたしはサーピスマンが好きだ。みなさんは誰が好きですか。わたしは断固サービスマンだ。
2003_08_24_今日すれ違ったホームレスのおっさんのぼうし

 今日すれ違ったホームレスのおっさんのぼうしは、黒地にひらがなで「む」とだけ刺繍?されているという見たこともないデザインだった。ずごい斬新。同じものが欲しい。字もヘタウマ、ではなく、ヘタ。ドヘタ。ギリギリ読める。すごい。あれをかぶると無の境地に導かれるのかもしれない。ほしい。被りたい。
2003_08_23_きれいなお嬢さんの顔と名前を覚えられないわけ

 ながらくわたしはきれいな顔のお嬢さんの名前と顔を覚えられないたぶん病気、を患ってきましたが、これをメーテル病と名付ける。よく病名が与えられることによって容態が安定するというがこれでわたしもこの病気についてオタオタしなくなるぞ。ドンとかまえてみなメーテルで処理する。(クズ)
2003_08_22_マリオゴルフにライパクのゲーム化を思う

 マリオゴルフのCMをみた。

 ライジングインパクトがもっと連載続いて、人気もバリバリあってくれたら、いずれこう、ゲームになって、トリスタンになってシューティングスターとかが見えたりしたかった‥‥。シャイニングロードとかも見たかった‥‥。
2003_08_21_火山高を観た

 予告通り火山高を観た。少林サッカーは中国、火山高は韓国の映画です。知り合いに中国の方や韓国の方がいる人は話題の振り方を間違えないように。

 中国のワイヤーアクションは有名なところですが、韓国は特殊効果とかCGとかワイヤーとかの技術をそんなに持っているわけではない。だからワイヤーアクションとか、アフターエフェクトとか、3DCGとかは過剰に期待しないほうが良いと思うわけですが、そういう中で、火山高は韓国初のふんだんに盛り込まれたワイヤーアクションとCGの学園ファンタジー映画である。大事なのはそこだ。「学園ファンタジー映画」だ。

 少林サッカーと火山高の共通点をあげるとすればそれは「まんが」と「やりすぎ」と「バカ」。でも笑いの質は少々違う。すっごくわかりやすくいうと少林サッカーは「逆境ナイン」「サイボーグ009」「遊戯王」、火山高は「魁!男塾」「私立ジャスティス学園」「BOY」といった感じだ。どちらもオイオイそれはやりすぎだろ!という感覚におちいるのですが、前者はキャラの暴走ぶりが人間じゃなく、後者は環境がまずおかしい。火山高には挨拶代わりに拳を交えるのは西部警察だけだと思ったら大間違いだ!という気合いがこもっている。なにより、学ランの人たちが暴れたりギャリック砲みたいなの撃ったりするのにここまで心ときめくとは思っていなかった。やばいやばい。

 ただ火山高、妙にビデオクリップっぽくかっこよくまとめようとしているところが気になる。色調補正はいいが、アクションにスローとかはかけなくて良いと思った。なめらかな動きを観たかった、少林サッカーの演舞のように‥‥。
2003_08_20_小林サッカーを観た

 今ごろあれですが小林サッカーを観ました。よくこの映画作ったやつはまんが読みすぎだ!とかいわれてるわけですが、表現のアレコレじゃなくて、科学者が水中でもかたくなに白衣を着込んでいるところや、その科学者がいじくってる機械から飛び出した電話のコードみたいに渦をまいている配線や、機械のディスプレイの波線とか原色とかのわかりやすいグラフィカルな表示(みんなの歌のコンピューターおばあちゃんのいじくってる機械の市松模様の画面に近い)に、もっともまんがを感じた。科学者をなんだと思ってやがる感が充ちていてすばらしい。

 ハリウッドのような爆発もないしフランス映画のような情緒もないし、インド映画ほど娯楽に殉じてもないけど、純粋に動作の美しさだけをいうなら、中国の拳法ほど研究の歴史の長い国はないわけだ。マトリックスリローデッドでも思ったけど、純粋に体術とか動作として美しく戦う術を突き詰めていくと中国ばかりが残ってしまうような気がするな。ブラジルのコマンドサンボも見られる格闘というような気がするが、結局のところ「倒す」ための術であって「演舞」としての文化はないわけだし。難しいところだが、剣術なんかも倒すことに主眼をおいたのは美しくはない。それこそ怪傑ゾロやダルタニャンのフェンシングとか、形式に則ったものじゃなきゃ洗練はされないもんなのであろうな。生き死には一回の美しさだが、様式美はくり返される研究の果ての美よ。と書いている現在眠くて何を書いているかよくわからない。今日もよく働いたのでもう寝ます。明日は火山高を観たい観たい観たい。
2003_08_19_海馬瀬人がいかにすばらしいか

 今日の遊戯王のアニメで、海馬くんがおもっくそ「社長!」「社長!」と連呼されていて、ほくそえんでしまった。しかも以外と人徳があって社員に慕われていて2度笑い。その上キーボードのenterキーを押すのアクションのあまりのダイナミックな動きに3度目ももってかれてしまった。

 話によるとアメリカで放映されてる遊戯王、メジャーリーグの放映より視聴率とっているそうだ。米ジャンプの表紙も遊戯王非常に多いらしい。わかってるじゃねえか。
2003_08_18_謎の男

 夕方の、人の多い歩道にランニングマンあらわる。走っているだけですまないのが中野だ。人垣を前にやおら「畏れ入ります!畏れ入ります!」と吼えて道を開けていた。あまり畏れ入ってねえなと思った。
2003_08_17_映画が見たい

 小林サッカーと火山高と英雄がみたい。どう考えてもおもしろい。今日電器屋の店先でDVDを流していて、ちょうどわかりやすくおもしろいシーンだったので見ていたら、いつのまにかおもいっきり人垣ができていた。さすが中野。まんがっぽいものには人だかりができる。

 マスク・オブ・ゾロも今日やっていたが、わたしは昔BSで見たアラン・ドロンの青い瞳と青い空のゾロが網膜に焼きついているのでバンデラスの濃いいゾロはいただけない。アラン・ドロンはライパクのリーベルのようにジェントルなゾロであったのでな‥‥。

 濃いい方のゾロならフランスのフィギュアスケートのアニシナ・ベーゼラ組のマスク・オブ・ゾロも映画以上によかった。
2003_08_16_インドホシガメはお湯につかるとそそうしてしまう

 まめちしきは関係ない。密輸の際はきおつけて!!

 最近ショベルカーとかクレーンとか、重機が欲しくて仕方ない。パソコンの前にトミカがおいてあるせいかもしれないが気になってしかたがない。ザ・重機とかいう雑誌の立ち読みもした。そいうかそんな雑誌があることに驚きをかくせずつい読んでしまった。なんかまるでバイクのスペックでも解説するようにボーリングマシンの性能を書いてあったりするわけのわからん雑誌だったが、魅力は十二分に伝わってしまった。個人的にはあのでかい鉄球のついているやつがよいとおもう。あとビルの上についてるクレーンもいい。でも軽自動車よりもコンパクトな家庭用っぽい小さいショベルもいとしい。もっとトミカ集めるか‥‥
2003_08_15_ごちそうさまでした

 本日は氷帝アンソロジーの打ち上げに参加させていただきました。場違いだということは百も承知ですが、一生に2回はねえ機会だと思って‥‥。

 ごはんがおいしかったことは覚えてていられても人の顔を覚えていることは不可能なわたしであるので、せっかく紹介していただいたドえらい絵やまんがのうまい人々も、しっかり覚えていられないのであろうと思う。最悪だ。憂鬱だ。やたら白いとか黄色いとか青白いとかそういう身体的特徴があれば覚えられるけど、昔から美人であればあるほど長く覚えていられないんだ。一発顔でも殴ってもらえれば忘れないのですが(どこの部族だ)、名刺代わりの鳳翼天翔や出合い頭のガゼルパンチなんかをくらったら記憶どころか生命が危ないので、おいそれとそんなこと公言して回るわけにもいかない。ただでさえあがっているのだ。

 案の定、お家に帰ったあと覚えてるのはミヤガワさんのドラを中心とするゆかいな話と、クラフティーボーイとぬおんしゅというフレーズと、あなたはもっとわたしに夢中だった!というフレーズと、全然接待ちゃうやん!というフレーズと、忘れられたメロンくらいだった。ほんとに自分の気に入ったところしかおぼえてない様子。最悪だ。憂鬱だ。

 おみやげにアンソロとにのらさんのご本とびたさんのご本と大阪名物とら焼を頂戴せり。今日はもう寝て明日読む。
2003_08_14_ショック

 すごく楽しみにしていただけにショック‥‥。しかし道義に背くってすごい言葉だ。この言葉からも西部警察が垣間見える。おしい。すごい番組だったのです。刑事ドラマなのに火薬の量がハンパじゃない。容疑者と思われる人物に挨拶代わりにヒザ蹴りをいれる。再放送を録画していなかったのが悔やまれる。
2003_08_13_クズどもの晩餐

 飯を食ってコーヒー飲んでいたらうさぎさんから電話があり、エンゲル刑事・不可王とともに4人で飲むことに。まあ血圧順にいえば不可王・エンゲル・うさぎ・スカウターであろうが(どうでもいい)、ものすごくひさしぶりでした。構成人員の約半数が、ヤクザ。われらはいったいどこにいきたいのだろう。
2003_08_12_店の中でパンを焼くにあたって

店長:「お客さんに捕まったときに『忍法・中国人のふり』は禁止です」
スカ:「しねえよ」
2003_08_11_店の中でパンを焼くにあたって

スカ:「しかしこのフランス音楽は朝鮮中央放送に激似ですな」
店長:だまれ
2003_08_10_店の中でパンを焼くにあたって

店長:「ちなみに鼻歌もだめです」
スカ:「わたし口笛うまいすよ」
店長:「わたしもうまいです」
スカ:「‥‥そうか」
2003_08_09_店の中でパンを焼くにあたって

スカ:「口笛吹きながら焼くのは?」
店長:「だめです」
2003_08_08_店の中でパンを焼くにあたって

スカ:「イエローサブマリンくらいは歌ってもいいですよね?」
店長:「だめです」
2003_08_07_店の中でパンを焼くにあたって

スカ:「じゃあ焼き上がったら冷めたのひっこめてあったかいのだして、店内品薄のものを優先的に焼いて、袋が足りなくなったらレジの使って、デニッシュ濃いめでツヤ厚め、あと有線でビートルズがかかったら歌ってもいいんですよね?」
店長:「だめです」
2003_08_06_豆のパン

 表現が斬新であるということは人に衝撃を与えるものだ。

 たとえばマトリックスの空中静止+カメラアングル移動はあまりにも衝撃的な表現すぎてみんな真似してしまうほどだった。

 しかし表現というのはテーマあってのものである。マトリックスの場合、あの表現が先走ってしまって話の筋(テーマ)なんか誰も覚えていないのだ。マトリックスのようにものすごく斬新な表現なら表現の力だけでスッとんでいけるが、そもそも表現はテーマを的確に表すことこそが仕事なのだ。

 よって、テーマが斬新であるということ+的確な表現というのもまた等しく衝撃を与えるものである。わたしが思うに死ね死ね団ここに属する。「変態・低俗」なんていうことは、斬新な表現どころか的確な表現だって確立していない。死ね死ね団の凄いところは「変態・低俗」なものが執拗に、詳細に、わかりやすく、的確に表現されているところだ。パンツ被ってるような人なんて変態!というのはごくごく簡単な表現だが、それ以上でもそれ以下でもない。裸の女とパンツが並んでたら迷わずパンツを選ぶ!というところが、人間をやめて変態になった瞬間、つまり常識を超えて純粋なテーマ(変態)に殉じた瞬間なのだ。斬新な表現に対して的確な表現が肩を並べる瞬間なのだ。

 新しい表現を開拓するということは、全く新しい手法を編み出すというのとでも成しうることであるが、未開の土地を切り開くことによってもやはり成しうることである。みんなも手付かずの土地を探し、地球上にもう冒険はないのだなどと抜かすスネ夫のハナをあかしてやってくれ。
2003_08_05_鳴り渡るペガサスファンタジー

 ゆうべの日記に聖闘士星矢のことを書いてしまったせいで頭からペガサスファンタジーの曲が抜けない。とてもつらい。ペガサスファンタジーはわたしが今まで聴いてきた中で最強の中毒性を持つアニソンなのでしょうがないのだが、もうほんとになにも手につかない。すごくつらい。仕事先でチーズの試食会があったのだけれどその間もずっと頭の片隅というかど真ん中で鳴り響いている。チーズの臭さもわからないくらいしつこく鳴り響いている。とくにあの「だれも奪えない心の翼だから」のあたりの不穏な昇りつめかたが、遊戯王のあの、デュエルディスクが変型していくオープニング曲(満タンなエネルギーは〜のアレ)のイントロ同様に好きなのがいけない。ウウ‥‥しつ‥‥こい‥‥!(幻惑中)

 影山ヒロノブの曲よりしつこい。と思ったがそういえばペガサスファンタジーの次の曲は影山氏が歌っていたのであった。でもペガサスファンタジーのほうが悲劇的なメロディラインで心に深く突き刺さってくるので凶悪だ。イントロのギターのうねりもヘヴィでメタルな感じで贅沢だ。あのころの体温の高い漫画を、真正面から本気で受け止めた曲だから、いい曲なわけだが、ほんともう、だからこそ‥‥‥しつ‥‥‥っこい!!(煮)

 WANDSの歌ってた遊戯王(フジテレビ版)の「明日もしきみが壊れても」もかなりしつこい。映画館で死ぬほど聴いてたせいもあるけどヤツらのボーカルのこぶしの強さがサビのメロディ(これも強い)に負けないくらいだったせいで忘れ難い。WOWOWでやってたというキングゲイナーのOP曲の「キングゲイナー・オーバー!」も濃いい曲であったがせいぜい「濃いい」止まり、WANDSの歌唱力ほどではなかったせいでまだのどごしがすっきりなほどだ。麦茶とカルピス原液くらいの違いがある。ペガサスファンタジーはさらに濃い。コールタールとか溶けた蜜鑞のごとく死に至る濃さだ。飲んだらただじゃすまない。だから今もわたしの耳のおくで鳴り続けている。し‥‥つこ‥‥いっ‥‥!!(発狂寸前)

 中和できそうな曲はこれしかない。死ね死ね団「下着の鬼
 「ある日彼女が パンツ脱ぎ捨てて 脱いだパンツと 裸で並び 『ワタシと下着 どっち取るの?』と 俺は迷わず 下着を選ぶ」という歌詞を見たときは中卒市長は間違いなく天才だと思った(誰も同意してくれないけどわたしはほんとに思ったんだ!)リンク先のページのビデオ映像を見られよ。

 ついでにペガサスファンタジー、海外のアーチスト「highlord」がカヴァーしてる。聴きたい人はDownloadsのページからMP3で聴けるのでひとつ。やっぱりヘビメタにピッタリだったのだな、という気持ちです。でも迂闊に聴くとお‥‥おああ‥‥しつ‥‥こ‥‥いっ‥‥!!(明日までリピート)
2003_08_04_一輝と書いていっきと読む(かずきじゃなく)

 聖闘士星矢の黄金十二宮編を読んできたのですが、今読み返すとすげえ大味なまんがだなあ、と深々とおもう。なによりどいつもこいつも足が短い。

 連載時は無論今の己のようにオ心を使って読んではおらんかったので、というよりむしろ当時はジャンプ・サンデー・マガジンを毎週買ってるのが家しかなくて、小僧どもが集結しており、その中で読んでいたので今より遥かに少年の心で読んでいたのですな。少年ジャンプを。
 そんなだったのでせいぜい感想があっても「アンドロメダ瞬の聖衣はピンクでなで肩であんまりかっこよくない」とか「双子座が強くてうれしい」とかかっこいいとかつよいとか、そういうキーワードでしか記憶がない。そしていちばん好きだったのはたしか一輝。しかし出番が少なかったので、紫龍もサブで好きだったと思う。紫龍というより廬山昇龍覇が好きだったのかもしれないが。キグナスの聖衣もおまるみたいで嫌いだったような気がする。

 そして現代の自分が読んでみての感想は、すっごいつっこみ甲斐のあるまんがであるという一言に尽きる。実家にはなぜか高性能の白黒コピー機があって使い放題なのであるが、愛蔵版を読みながらとりあえず愉快なページをコピーしまくってきてしまった。おそろしい。
2003_08_03_ロードオブザリングを振り返る

 実家で見てきました、DVDロードオブザリング(指輪)。なるほどかっこいいレゴラスとアラゴルン。なんだかんだでかわいいギムリ。キョドってる様がいとおしいボロミア。陽気で素敵なホビットども。よろしかった。

 小学生の頃、角川スニーカー文庫から「ロードス島戦記」という小説が出ていて、わたしの小説の文庫本デビューがそれだった。今思うと和製ファンタジーとしてはものすごく質が高く、1〜4巻はそれこそハリーポッターよりも児童に読ませたい本だ。わたしが児童だったころに読んでたんだから読めないことはないと思う。5巻から先はあんまりよくおぼえていない。アニメにもなった。OVAの方は見たがTVの方は見てないのでわからん。でもそれも5巻以降の話らしかったのであんまり興味はない。
 で、その中にもドワーフが出てきたりエルフが出てきたりしてたわけだが、やっぱり指輪リスペクトでドワーフの名前は「ギム」といった。わたしがすきだったのは魔術師のスレイン・スターシーカーと傭兵王カシュー。カシューも今思うとなんだかアラゴルンに立場が似てる。

 RPGとかやってる人はきっと指輪見てて「ミスリル」とかいう言葉が出てくるとおおミスリル銀、とか思ったろな。わたしは序盤からホビットをみてはおおハーフリングだ、とかおおドワーフとエルフは仲悪いな、とか懐かしくて嬉しい気持ちだった。ハリーポッターに物足りなさを感じてしまうのは一重にロードスへの傾倒あったればこそですが、そのぶん指輪は何の解説もなしにすんなりいけた。まだまだおぼえてるおぼえてる。ドラゴントゥースウォリアーだろうがなんだろうがなんでもこいだ。よしよし。

 そういえばファンタジーの世界にはよく「ギルド」というのが存在する。これは職業別の組合みたいなもので、盗賊なら盗賊ギルド、魔術師なら魔術師のギルドがある。わたしの中ではギルドということばはファンタジーじゃなくてメジャーなものだったんだが、ちょっと前世間はそうは思っちゃいないらしいということに気がついた。すこし前、テニスの王子様の山吹の脇役である芽とうずまきがアップ+セリフありという回があって、内村(不動峰の脇役)保存会のわたしが逆上し「貴様はギルドから追放だ!」とやつらをののしったところ、よーぐがギルドってあんた、一部の人間にしかわかんねえよ、みたいなことを言っていた。よーぐもロードスを知っている。わたしも逆上した拍子に出てくる言葉としてギルドはどうなのかとちょっと思った。
2003_08_02_我帰る

 先日の茂り切った野草は野草ではなく姉上のハーブであることが判明。茂りすぎですぞ!でも刈らなくてよかった‥‥(ブルブル)しかし茂り過ぎて人間の通行を妨げる。と思っていたら母上が「踏み倒しながら入って来い。いい香りがするぞ」と仰る。そんな怖いことできるか!姉の持ち物に!

 その後ロードオブザリングを見、ロードオブザリングの指輪を見(なんでか姉上が持ってた。ある種ふさわしい)、そして愛蔵版聖闘士星矢全巻がそろっていたので黄金十二宮編を読み、さらに黄金十二宮編までビデオぜんぶあるが見るか?とすすめられたが、オープニングを見ただけで先週のボーボボを思いだして爆笑してしまったので断念した。

 さらに昔、姉上がフェニックス一輝の食玩を手に入れようとして、ちょうど品切れで、かわりに手に入れたアンドロメダ瞬が気に入らなかったのか、庭に逆さまに埋めていた・いなかったという論争を(千年戦争の形で)し、決着がつかなかったのでそのまま中野に帰還した。

 いや‥‥よくぞ無事生還した、我。偉い。
2003_08_01_2年ぶり2度目の帰郷

 実家に帰った。この言葉の意味するところを深く察してくれれば幸いだ。

 帰りがてら写真を大量にとり田舎を満喫していたが、実家に帰ってみたら庭がなんか‥‥野草で覆われていた。素で驚く。さらに家の鍵が開いていた。そして家の中がゴミ屋敷一歩手前だった。
わたしが黙って中野に引っ越したのに対抗してヤツらも黙って引っ越したのか?ありえねえ!

 泣く泣く汚れた家を片付けたり洗濯物をたたんだりアイロンをかけたり食器を洗ったり台所を掃除したりして過ごし、人が帰ってきたときにはちょっとほっとしたりした。わたしは帰るよっていったはずなのにこれだ。気を抜きすぎだ。絶対友達とかつれてこれねえ。

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