2004_09_28_うしおととら
うしおととら、読了。やばい。ちょっとこれについて日をまたいだり改めたりしつつしんみりと‥‥という感じでもない。複雑だ。
うしとらは小学校のころのサンデーで連載で読んでいただけだけれども、あれやこれやと常識を覆すヘヴィな攻撃やバックボーンなんかがトラウマ的に心に残っていて、なんだかああそうこれもこれも‥‥とかほじくり返すような気持ちで読んで、決着ではやっぱり泣きそうになりましたが、しかし、ううん。本当に面白いんだが‥‥完成されていてすごくいいんだが‥‥が‥‥自分で自分がよくわからない。とら、かわいい。うしお、素敵。おやじ、お茶目。妖怪、すごい。なにが不満か?
わたしの心の本棚には確実に残る物語だが、め組の大吾もそうか、サンデーのまんがって、すごくいいまんがでもわたしたちを「連れていって」はくれないのですよ‥‥そう!わたしをめろめろにしてくれない。わたしの生活を、思考を、支配してくれない。サンデーのまんがで「連れていって」くれたのは後にも先にも「神聖モテモテ王国」だけだと思う。
わかった。「カリスマ」だ。最近ジョジョとかバキとかばっかり読んでるせいで、すっかりなにかにぶん回されることになれてしまったが、そういうのは特殊だってこと、忘れてはいけない。でもまだまだ連れていって欲しいんだが‥‥もう一度海馬瀬人クラスのカリスマが出ないかなあ‥‥(多分無理)。 |