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2004_09_28_うしおととら

 うしおととら、読了。やばい。ちょっとこれについて日をまたいだり改めたりしつつしんみりと‥‥という感じでもない。複雑だ。

 うしとらは小学校のころのサンデーで連載で読んでいただけだけれども、あれやこれやと常識を覆すヘヴィな攻撃やバックボーンなんかがトラウマ的に心に残っていて、なんだかああそうこれもこれも‥‥とかほじくり返すような気持ちで読んで、決着ではやっぱり泣きそうになりましたが、しかし、ううん。本当に面白いんだが‥‥完成されていてすごくいいんだが‥‥が‥‥自分で自分がよくわからない。とら、かわいい。うしお、素敵。おやじ、お茶目。妖怪、すごい。なにが不満か?

 わたしの心の本棚には確実に残る物語だが、め組の大吾もそうか、サンデーのまんがって、すごくいいまんがでもわたしたちを「連れていって」はくれないのですよ‥‥そう!わたしをめろめろにしてくれない。わたしの生活を、思考を、支配してくれない。サンデーのまんがで「連れていって」くれたのは後にも先にも「神聖モテモテ王国」だけだと思う。

 わかった。「カリスマ」だ。最近ジョジョとかバキとかばっかり読んでるせいで、すっかりなにかにぶん回されることになれてしまったが、そういうのは特殊だってこと、忘れてはいけない。でもまだまだ連れていって欲しいんだが‥‥もう一度海馬瀬人クラスのカリスマが出ないかなあ‥‥(多分無理)。
2004_09_23_ヤフオク

 ヤフオクの、普段自分が全く縁がないカテゴリとかを見るのが面白い。とりあえず最近の面白いカテゴリは不動産・東海。微妙に買えそうで、微妙に田舎で、微妙にボロくていい。「200坪1年2万円」とか「貨車10万円」とか思わず買ってしまいそうだ。素敵。
2004_09_17_ちょっと前の話

 8月10日だったかな?
新聞でスラムダンクの全面広告が載ってましたがみました?わたしは朝日讀賣毎日産経日経東京の6紙をキオスクでごそっと買いました。今見ても凄くいい絵。爽やかで力強い。ゴリいい。宮城と小暮可愛い。 いいマンガ家は大きく顔が書けるとか聞いたことがありますが、これは正にそれ。すげえな。しかし新聞全面サイズで画面がもってしまうイラストってすごい。

 とういうかヤフオクでこんな風に‥‥。4500円‥‥!?
2004_09_16_ニュースの森‥‥またやらかした!!

 わたしの大好きな18時のニュース「ニュースの森」‥‥本日の特集は潜入主婦が覗いた電脳の街・変わりゆく秋葉原。そんなサブタイじゃなかったけど内容はそんなだった。

 しかし主婦はなんにも知らない。メイド喫茶も、ラジオ会館が今やフィギュアのデパートってことも、ギャザスペースも、ヲにいさんたちが肌色満載紙袋をもってうろうろしていることも‥‥。どっちかというとそういう、消費をすごく支えている産業のことを知らない主婦って言うのにこそ恐怖を覚えるんだが、どうだろう。映画とか、行楽とかも娯楽だけど、もっと根深くて複雑な娯楽を知らないって貧しいと言うか貧しいと表現するほど「悪くない」。エロゲーに詳しけりゃ「豊か」ってわけじゃないから、‥‥いいとかわるいとかいうんじゃないんだけど、貧しさをニュートラルな語彙で言った感情‥‥近いのは「乾き」とかでしょうか、感じます。

 まあ主婦は主婦で、クリエイティブに消費していることがあるのかもしれん。料理とか。最近おもしろいよ、COOK PAD。
2004_09_14_ネウロおもしろい

 ジャンプの新連載、生き残りはとりあえずリボーンか‥‥星野桂は話の流れがNARUTO並にわからん。

 前回の新連載「サソリ」「少年守護神」「サラブレ」が全倒れというのはすごかったが、リボーン、こういう残り方をするとは思わなかった‥‥。獄寺の時点でちょっといいなあと思ってたが、ランボまで来るとは思ってなかった‥‥テニスが去ったらきっとコレだろうな。獄寺よいな。雲雀はそんなに好きじゃない。目元の涼しいキャラは苦手です。

 この間の読切りの脳噛ネウロは赤丸でもやってたけど、おもしろい。昔コナンとか金田一とか全盛の時に、ジャンプもあやつり左近とか密リターンズとかの推理ものに手を出して結局不発だったけど、ネウロは推理云々を抜きにしても、画としてもおもしろいなあ。赤丸のほうのがネーム運びのうまさがさらに光ってる。「‥‥よだれ」からのくだりはちょっと一瞬新人とは思えないこなれた運び。あそこはさりげないけど、あるとないとじゃかなり違う深い2コマ。ネウロが食事する前に涙を流すのもすごくいい。感極まる、というのをごくあっさり描くところ、すごく器が広いんじゃないでしょうか‥‥。ジャンプの方に載った読切りも、イモ虫をパクっといくあたりからの運びが素敵。コマ割のでかさにジャンプからの期待がみっしり感じられる。それからことごとくポーズがいい。とくにオフィスにはいってからの、「魔界流の‥‥」のコマ。変身モノのロマンを感じる。筋肉の流れも美しい。

 リボーンはとにかく一刀彫りのようなすっぺりしたうすい胴と、それの際立つ走りポーズが素敵だが、ネウロは肩甲骨・三角筋・上腕と腹。そして本人も赤丸で言ってるがどっちが上か下かわからないような縦横無尽の立ち位置が魅力。なんか一気に連載・単行本・アニメ・GBAでのアドベンチャーゲームくらいまで想像できるなあ。連載してくれますように!
2004_09_13_通販

 今現在ウチのテニスサイトで通販をしているところなのですが、早速プリンタの野郎が無反応になりました。ラベルが印刷できません。わたしの手書き文字はきたねえぞ〜。そしてスケブ同様マッキーで書くので尋常じゃない汚さ。な、なおってくれ。たのむから。

 サンマに限らず魚を三枚におろすと中骨にはけっこう身が残るものなのだが、よーぐの野郎がそれを見てもったいない呼ばわり。台無しよ!を連呼してスメアゴル化。じゃあおまえは塩焼きにしろ、といって自分のだけ蒲焼きにして喰った。うまい。

 で、その後よーぐの野郎も実際は蒲焼きにしたようなのだが、なんと身をしっかりこそげとった上、骨をピンセットで全部抜き取ったらしい。めんどくせ!
 まあヤツの人生なので好きにすればいいんだが、その魚臭くなってるピンセットはわたしの眉抜きじゃあ、ねえ・の?

 ふざけんな!
2004_09_12_映画漬け

 TSUTAYAの半額をいいことにDVDいっぱい借りてきた。ロードオブザリングの2つめ(以下LOTR2)、レジェンドオブメキシコ、がつまらなかったのでデスペラード、よーぐが見てないというので少林サッカー(完全版じゃないの借りてきてしまったので借り直しだ)、あと火山高、それからリュック・ベッソンだと思うけどヤマカシ。

 少林サッカーと火山高とデスペラードは見たことあるのだが、LOTR2とメキシコとヤマカシは初めてだ。
 メキシコは前述の通りデスペラードを超えてないので、ムリして観ることはないと思う。ムリしても観るのはデスペラードの方。個人的には笑う映画だと思うんですがどうなんだろう。メキシコの濃いい、濃いい、日本人が2時間もいたら過呼吸で死んでしまいそうな濃いい空気を吸いたくなったらデスペラードを御覧になられますように。アントニオ・バンデラスの超濃度にサラサラ血液もドロドロにコチコチに。メキシコの教会はかっこいいぞ。だが祭壇で十字を切るバンデラスはもっとかっこいい。というかバンデラスをかっこいいと思えるようになったらあなたの意識は改革されてる。

 LOTR2は今さらいうまでもないくらいすばらしいのでオミットですが、スメアゴルの声がビーストウォーズのタランスの人たる長嶋雄一ということだけは思いっきり覚えておく。スメアゴルの声は英語で聞け、と死ぬほどいわれますが、だからって長嶋雄一が悪いなんてことは微塵もなかろうよ。どっちも観るよ。私は楽しませてもらった。3も借りてこよう。

 ヤマカシは、アフリカの言葉で「超人」とかそんな意味らしい。ストリートでスケボーやローラーブレードで階段の手すりだのなんだのにのっかって遊んでるのがいるが、このヤマカシもスタイルはそれ。ただ違うのは、使うのは自分の肉体のみ、飛んだり跳ねたり飛び下りたり着地したり、身体能力の可能性を楽しんでいるところ。なんにもなくても身ひとつでこんなに楽しめるなんて大変なことだ。おかしい。階段、無視。窓、無視。距離、無視。よじ登れるとか飛び下りられるとかがこんなに自由なことだとは思わなかった。忍者は実在するよ。すごくいる。期待してたわけではないが面白かった。
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