第二章 手塚ゾーンの物理的効力とその実例 |
【実例1】ドロップボレー |
まずは前章で述べた「ドロップボレー」を例に挙げる。 |
【ドロップボレー】 手塚の使うドロップボレーはほとんどバウンドせず、手塚側に戻ってくるという超常現象的な技である。くわしくは前章参照のこと。 |
ドロップボレーに関しては前章で述べたとおり。 重要な点はやはりボールがランバックする(手塚側に戻ってくる)こと。ここで思い出していただきたいのは、手塚ゾ−ン発動時もまた(相手のショットした)ボールを手塚自身にひきよせる効力がある、ということである。 |
【実例2】スネイクとブーメランスネイク |
これは手塚の技ではなく青学海堂の技であるが、独自の調査で手塚ゾーンの関与の可能性を見い出した。 |
【スネイクとブーメランスネイク】 赤の軌道が通常のスネイク、青の軌道がブーメランスネイク。 |
スネイク(上図赤、正式名称:バギーホイップショット)は、リーチの長さを利用してボールに強いスピンをかけることにより、急角度なカーブを描いてネット際を抉る海堂の必殺技である。 ブーメランスネイク(上図青、正式名称:ポールまわし)は、ポールの外側を通って相手コ−トに打ち込まれたスネイクである。地区予選の海堂vs神尾戦において、崩れた体勢から海堂が打ったスネイクが、偶然にもこうなった。 ここで知っておいていただきたいのは、このときの手塚の位置である。レギュラーたちが座っているベンチは左上図でいうところの向かって右側、ブーメランスネイクが通った側の方に位置している。すなわちこのとき手塚はブ−メランスネイクの軌道に近い位置にいるのである。 |
例から見る手塚ゾーン解釈 |
前述の二つの事象の重要点をまとめよう。 |
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これらの事象と、手塚ゾ−ンの「発動時は手塚のそばにボールが集まってくる」という特性を鑑みた結果、手塚はなんらかの超常的能力によって引力を発生させることができるのではないか、という仮定が成り立つ。 仮定に基づいて実例二つを解釈してみよう。 |
【解釈1】ドロップボレー |
上図のとおり、手塚ゾ−ンによって発生した引力がボールを引き寄せ、ありえない動き(ランバック)を見せる。動きのあるボール(相手のショット)を引き寄せることができる彼にしてみれば、静止しているボールを引き寄せるくらい雑作もない。 |
【解釈2】スネイクとブーメランスネイク |
上図のとおり、手塚ゾ−ンによって発生した引力がボールを引き寄せ、ありえない動き(ブーメランスネイク)を見せる。 上記のとおり、本章では手塚が引力を自在にあやつることを証明した。次章では手塚ゾ−ンの有効範囲が物理面に留まらないことを立証する。 |
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