第四章 手塚ゾ−ン外引力因子




 本章は2003年3・4合併号のテニスの王子様にて発現された「ブーメランスネイ
ク」に、手塚ゾーンと同質の引力の発生の可能性が見られるとの報告のもと、考察のため加えられたページである。

 前回の調査報告より約8ヶ月が経過し、調査対象である手塚ゾーンの発現はコミックス、アニメなどで諸兄も確認していただけたかと思う。今回の当局の調査報告に、手塚は存在しない。手塚に変わる引力源を、当リポートの第2章で扱った「ブーメランスネイク」の軌道からさぐる。

<問題のページ:模写>


 関東大会の最中、青学に不動峰が練習試合に訪れたという流れ。この時点で手塚は負傷してこのコートには現れていない。
 上図一コマ目に注目していただきたい。


図1:
画面手前が海堂・菊丸(推定)、画面奥が不動峰の内村・森。

 手前の海堂のショットはポールの外を通過し、不動峰側のコートに打ち込まれている。このことから、このショットはスネイクではなくブーメランスネイクであるということを確認していただきたい。


↑図2-0:
第2章より抜粋。

←図2-1:
ブーメランスネイクと通常のスネイクの軌道格差。赤が通常のスネイク、青がブーメランスネイク。

 ショット軌道から割り出された引力方向に注目していただきたい。画面左からやや右上方向に向けてスネイクが吸い寄せられるとブーメランスネイクになる(当リポート第2章参照)。このときの手塚の立ち位置も画面右上方向である。


図3:
第2章より抜粋。手塚ゾーンとブーメランスネイクの関係性。

 以上のことから推測するに、手塚ゾーン発生源は画面右上方向に存在すると考えられる。右上方向に注目しよう。


図4:
レンタルボディーガードのベイビーフェイス氏。

 ハシラのコミックスのタイトルは『COOL〜RENTAL BODY GEARD』。かの有名な許斐剛初期の怪作である。この漫画の特徴として、「主人公が喋らない」「ラジカセにセリフを吹き込み、それで会話する」「見せ場の寸前になると『COOL!COOL!COOL!COOL!』とフキダシがあらわれる」などがある。なにがしたいのかさっぱり解らないのが魅力といえば、いえよう。


まとめ
  • ベイビーフェイス氏も手塚ゾーンの使い手である
以上を本章の新たな証明事項として記す。(2003.02.03)


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